憧れの方がお亡くなりになりました

今日のニュースで、ブライダルファッションデザイナーの桂由美先生が28日にお亡くなりになったと報じていました。

和装がメインの時代に1965年から日本初のブライダルファッションデザイナーとして第一線でご活躍され、ウェディングドレスを日本中に広められた第一人者です。

YUMI KATSURAのドレスは憧れのドレスと、シンシアリーの会員さまの中でも婚礼に着用された方が何人もいます。レースが違う、着用するとシルエットがスッキリ、とても素敵な数々。

私も憧れで、先生の話を伺いたく2012年2月14日のブライダル産業新聞社 東京フェアに参加した事が懐かしく思い出されます。

先生は当時から一歩先を見据えていて、これからの日本は少子高齢化,当時で約半数が結婚式を実施しない事へ、なんとか業界活性化と地域活性化を連携させ、【ふるさとウェディング】を盛り上げていこうとお話しされていました。

ふるさとウェディングとは、古き良き時代の自宅でお支度をして、仏壇に結婚の報告をし、お世話になった方々やご近所の方々にご挨拶をしながら自宅を後にする。

先生の講演を聴きながら会員さま達へのご提案が出来ないものかと思いを巡らせた事でした。

生涯現役を貫かれ、たくさんの幸せのドレスを紡がれました。

スタッフ達とブライダルショーの為にフランスはパリに🇫🇷行かれた時に偶然にもバッタリお会いし、写真撮影をお願いしたら快く応じて下さった時の一枚。

「ブライダルの仕事をしています。」

と、お伝えすると、

「頑張って盛り上げて行ってね。」

と、お声かけくださいました。

ただただ残念ではありますが、心よりご冥福をお祈り申し上げます。